ネントレのステップ―具体的な手順
まずは毎日の食事や睡眠をなるべく同じ時間帯にし、規則的な生活を送るようにします。
そのうえで月齢6か月を過ぎて寝つきが悪く夜泣きがあるようであれば下記のネントレを行いましょう。
大事なポイントは、一度納得してネントレをスタートしたら、やめないこと。
子供が一人で眠りにつく事を覚えて状況が改善する前に、一時的に状況は以前より悪くなります。
(注)下記のステップは、別室のベビーベッドに子供を寝かせる場合を想定しています。
添い寝でソフトにネントレしたい場合は、こちらもご覧ください。(→ネントレのヒント-添い寝の場合他)
ステップ1 就寝時間を決めます
子供が普段寝ついている時間よりも少し遅い方が、成功しやすいでしょう。
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ステップ2 寝る前のおやすみの儀式を行います
本を読む、音楽を聴く等静かに楽しめるおやすみの儀式を決め、就寝前の数分間、和やかに親子で楽しみます。
今まで寝かしつけるために行っていた抱っこやおっぱいなどは、寝かしつける時点では行わないようにします。
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ステップ3 目が覚めたままベッドに入れます
子供は、初めての経験に、泣いて抵抗するでしょう。
泣かれてもベッドから抱き上げてあやしたりせず、おやすみなさいを言って一旦部屋を出ます。
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ステップ4 部屋の外で3分待ってから部屋に戻ってなぐさめます
部屋に戻っても、ベッドから抱き上げることはしません。
自信をもって穏やかな口調で「恐くないから大丈夫」と背中をなでたりしながらなぐさめます。
泣いていても1~2分したら再び部屋を出ます。
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ステップ5 スケジュールに従って寝つくまで入退室を繰り返します
部屋の外で待つ時間は徐々に長くしていきます(下記参照)。
子供の泣き声を聞いて反応しないで我慢できる時間は人それぞれなので、各自で微調整が必要です。
「子供のそばに行く前に待たせる時間」
初日 : 1回目 ( 3分)→2回目( 5分)→3回目( 7分)→4回目( 7分)
2日目 : 1回目( 5分)→2回目( 7分)→3回目( 9分)→4回目( 9分)
3日目 : 1回目( 7分)→2回目( 9分)→3回目( 10分)→4回目( 10分)
4日目以降: 1回目( 10分)→2回目( 10分)→3回目( 10分)→4回目( 10分)
(注)スケジュール表は、
『赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣』(Aカストツアーン/H・モルゲンロート著)より。
ちなみに、ファーバー博士の著書ではこれより多少時間が長くなっています。
個々で必要に応じて調整下さい。
《参考文献》
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